あめなるよろこび
あめなるよろこび こよなき愛を
たずさえくだれる わが君イエスよ
すくいのめぐみを あらわにしめし
いやしきこの身に やどらせたまえ
いのちをあたうる 主よ、とどまりて
われらのこころを とこ宮となし
あしたにゆうべに いのりをささげ
たたえのうたをば うたわせたまえ
われらをあらたに つくりきよめて
さかえにさかえを いや増しくわえ
みくににのぼりて みまえに伏す日
みかおのひかりを 映させたまえ
あめには御使
1.あめには御使 喜びうたえ、
つちには世の人 み告げをきけや。
わが君この日ぞ 死にかちませる、
生命(いのち)もまことも 道もイエスなり。
2.よろずの国民(くにたみ) いそぎ来りて、
争いあえりし むかしを忘れ、
まことの御国の もとい定めし
独りの御子をば 君としあおげ。
3.われから軛に なやめる者よ、
解けしを知ずや 罪のなわめの。
朽つべき生命は はや失せゆきて、
現れそめたり くちぬ生命は。
4. 御国にあだなす 悪魔にかちて、
天(あめ)なるさかえに 入らせたまえり。
こころを尽くして 君にたよらば、
終りの勝ちこそ わが手にあらめ。
あらしになやめる
1.あらしになやめる 御弟子の舟にも
主は夢やすけく いませり
(嵐に悩める 御弟子の舟にも
主は夢安けく いませり)
2.すくひを求むる こゑに主はめさめ
いましめたまひぬ あらしを
(救いを求むる 声に主は目覚め
戒め給いぬ 嵐を)
3.いつしかあらなみ みどりごのごとく
みこゑのまにまに ねむりぬ
(何時しか荒波 みどりごの如く
御声の間に間に 眠りぬ)
4.わが世のなみかぜ あらぶるなかにも
きかしめたまへや みこゑを
(我が世の波風 荒ぶる中にも
聞かしめ給えや 御声を)